タスク画面の使い方
タスク画面(月次タスク)は、顧問先ごとの毎月の業務を一覧・管理する画面です。記帳代行や月次決算のような繰り返し業務を「定例タスク」として登録しておくと、毎月のやることリストが自動で用意され、チームの進捗がひと目で分かります。
1. 基本の考え方
タスク画面を使いこなすうえで押さえておきたい概念は次の3つです。
タスクとサブタスク
タスクは「月次記帳代行」のような業務のまとまり、サブタスクはその中の個別の作業(データ収集・数値確認・報告書作成など)です。担当者・期限・進捗はサブタスク単位で管理し、タスク全体のステータスはサブタスクの状態から自動で決まります。
定例タスクと単発タスク
- 定例タスク — 毎月・隔月・四半期・半年・年1回・カスタムの頻度で繰り返す業務。起票すると指定した月数分(最大12ヶ月)がまとめて生成されます。
- 単発タスク — 1回だけ発生する業務。期日を直接指定します。
月ごとの表示
画面は常に1ヶ月単位で表示され、ヘッダー右上の ◀ ▶ で月を移動できます。月の数字をクリックすると今月に戻ります。各月に表示されるのはその月に期限があるサブタスクを持つタスクです。
2. 画面の見方
- 顧問先レール(画面左) — 担当する顧問先の一覧です。クリックで表示を切り替えます。期限超過や本日期日がある顧問先には赤いバッジが付きます。
- 統計カード —
すべてのタスク・期限超過・本日期限・今週期限の4枚。件数の確認だけでなく、カードをクリックするとその条件で絞り込みできます(もう一度クリックで解除)。 - フィルタ — 顧問先名の右にあるドロップダウンで優先度・担当・カテゴリの絞り込みができます。
- タスク一覧 — 定例タスクと単発タスクの2セクションに分かれます。タスク行をクリックすると展開し、サブタスクの一覧(担当者・ステータス・進捗度・期限・コメント)が表示されます。
- 業務記述書 — タスク行の書類アイコンから、そのタスクの手順書(業務記述書)を開いて閲覧・編集できます。
3. タスクを起票する
画面右下の + ボタンを押すと2つの選択肢が開きます。
- 新規タスクを作成 — まっさらな状態、またはテンプレートからタスクを作ります。
- 既存タスクから作成 — すでにある定例タスクの期間を延長します(詳しくは第7章)。
新規タスクの作成手順
- 左の一覧から**会社(顧問先)**を選びます。
- 起票するタスクの種類(定例タスク/単発タスク)を選び、テンプレートを使う場合は一覧から選択します(
標準タブに標準テンプレート、カスタムタブに自事務所で保存したテンプレートが並びます)。テンプレートを使わない場合は空から作成を選びます。 - 右側のフォームでタスク名・カテゴリを入力します。定例タスクは繰り返し頻度と「何月分から始めますか?」「まとめて起票する月数」(1・3・6・12ヶ月)を、単発タスクは期日を指定します。
- サブタスクを追加します。各サブタスクに優先度・担当者・期日・
レビュー必要の有無を設定できます。定例タスクの期日は「月末からN営業日後/前」「対象月・翌月・翌々月のN日(土日調整つき)」といった期日ルールで指定でき、毎月の期日が自動計算されます。 - 必要なら詳細設定でリマインド(期限の何日前に通知するか)とクライアント共有(顧問先の画面にも表示するか)を設定し、
起票するを押します。
サブタスクの種類で「資料依頼」を選ぶと、顧問先への資料提出依頼と連動するサブタスクになります。依頼アイテムのひな型を設定しておくと、資料依頼画面に依頼が自動で用意されます。
4. タスクを編集・削除する
タスク行の鉛筆アイコンからタスク編集シートが開きます。タスク名・カテゴリ・説明・リマインダー・クライアント共有(単発タスクは期日・備考も)を変更できます。
一方、繰り返し頻度と対象年度は作成後に変更できません(「繰り返し設定」カードに 編集不可 と表示されます)。頻度を変えると生成済みの各月のデータと食い違いが生じるためです。頻度を変えたい場合は、翌期への繰越のタイミングで設定し直すか、新しいタスクを作成してください。
- サブタスクの追加・削除・並び替え — 編集シートのサブタスク一覧で行えます。ドラッグ&ドロップで並び替えできます。
- テンプレートとして保存 — 編集シート右上の
⋯メニューから、今のタスク構成をカスタムテンプレートにできます(オーナー・マネジャーのみ)。 - 削除 — 同じく
⋯メニューから削除できます(オーナー・マネジャーのみ)。定例タスクは全月分がまとめて削除されるため、確認ダイアログをよく読んでから実行してください。
5. 日々の進捗を更新する
タスク行を展開してサブタスクの行をクリックすると、サブタスク詳細シートが右から開きます。担当者・優先度・進捗度・期限・コメントなどの各項目はその場で編集でき、変更するとすぐに保存されます(保存ボタンはありません)。
ステータスと進捗度
進捗度は 0・25・50・75・100% の5段階です。ステータスは進捗度に連動して自動で切り替わります。
| ステータス | 意味 |
|---|---|
| 未着手 | 進捗 0%。まだ作業を始めていない状態。 |
| 対応中 | 進捗 25〜75%。作業を進めている状態。 |
| レビュー待ち | 「レビュー必要」なサブタスクで進捗が 100% になった状態。レビュー担当者の承認を待っています。 |
| 完了 | 作業が終わった状態(レビュー必要な場合は承認済み)。 |
| 期限超過 | 期限が過ぎているのに完了していない状態。日付から自動的に表示されるもので、手動で選ぶことはできません。完了するか期限を変更すると消えます。 |
コメントと要対応
詳細シートのコメントタブでは、サブタスクごとにスレッド形式でやり取りできます。「@」で相手をメンションすると相手に通知され、要対応として記録されます。未対応の要対応が残っているサブタスクは完了にできないため、対応が済んだら「対応済み」にしてください。一覧のコメントアイコンには件数と、自分宛ての未対応メンションを示す赤バッジが表示されます。
6. レビュー(承認フロー)
品質チェックが必要な作業には、サブタスクの レビュー必要 をオンにします。オンにした場合は担当者とは別のレビュー担当者の設定が必要です(自分で自分をレビューすることはできません)。
- 担当者が作業を終え、進捗度を 100% にします。
- ステータスが自動でレビュー待ちになり、ボールがレビュー担当者側に移ります(一覧では手番のある側のアバターが濃く表示されます)。
- レビュー担当者(またはオーナー・マネジャー)が内容を確認し、詳細シートの
レビューを承認を押すと完了になります。 - やり直しが必要な場合は
再オープンで担当者に差し戻せます。完了後に問題が見つかった場合も同様に再オープンできます。
7. 期間の延長と翌年度への繰越
既存タスクから作成(期間延長)
右下の + ボタン → 既存タスクから作成 で、すでにある定例タスクに新しい月を追加できます。コピー元の期間を選ぶと担当者・レビュー担当者・期日ルールが引き継がれ、追加したい月をカレンダーから選んで この内容で起票 を押すだけです(一度に追加できるのは12ヶ月まで)。
未起票の定例タスク(半透明の行)
本来の頻度どおりならその月に起票されているはずなのに、まだ起票されていない定例タスクは、未起票 バッジ付きの半透明の行として表示されます。行をクリックすると、抜けている月をまとめてその場で起票できます。
翌年度への繰越
年度の変わり目には、画面上部に「前年度の定例タスクを当年度へ繰り越せます」というバナーが表示されます(オーナー・マネジャーのみ)。繰り越すタスクを選んで内容を確認・実行すると、前年度のタスク構成(サブタスク・期日ルール・紐づく資料依頼)を引き継いだ新年度分が一括で起票されます。
8. ロール別にできること
| 操作 | オーナー / マネジャー | スタッフ |
|---|---|---|
| タスクの閲覧 | 全顧問先 | 担当する顧問先のみ |
| タスクの起票・編集 | 可能 | 可能(担当する顧問先の範囲で) |
| サブタスクの進捗更新 | すべて可能 | 自分が担当するサブタスクのみ |
| レビュー承認・再オープン | すべて可能 | 自分がレビュー担当のもののみ |
| タスクの削除・テンプレート保存・繰越 | 可能 | 不可 |
顧問先(クライアントユーザー)には、クライアント共有をオンにしたタスクだけが閲覧専用で表示されます。
9. よくある質問
Q: 6月分の業務なのに6月のページに表示されません。
各月に表示されるのは「その月に期限があるサブタスクを持つタスク」です。期日ルールが「月末から5営業日後」のような設定だと、6月分の業務でも期限は7月になるため、7月のページに表示されます。タスクが消えたわけではないので、前後の月を確認してください。
Q: ステータスで「期限超過」を選べません。
「期限超過」は期限と今日の日付から自動的に表示されるステータスで、手動で設定・解除するものではありません。作業を完了させるか、期限を見直すと表示が変わります。
Q: 進捗を100%にしたのに「完了」ではなく「レビュー待ち」になります。
そのサブタスクに「レビュー必要」が設定されています。レビュー担当者(またはオーナー・マネジャー)が レビューを承認 を押すと完了になります。担当者自身が完了にすることはできない仕組みです。
Q: 進捗を100%にしようとするとエラーになります。
主な原因は次の2つです。
- 「レビュー必要」なのにレビュー担当者が未設定、または担当者とレビュー担当者が同じ人になっている(別の人を指定してください)。
- コメントに**未対応の要対応(メンション)**が残っている。コメントタブで対応済みにしてから完了してください。
Q: サブタスクは全部完了しているのに、タスクが「対応中」のままです。
「レビュー待ち」のサブタスクが1件でも残っていると、タスク全体は「対応中」のままになります。すべてのサブタスクが承認されて完了になると、タスクも完了に変わります。
Q: 定例タスクの繰り返し頻度を変更したいのですが、編集できません。
頻度と対象年度は起票時に確定する仕様で、後から変更できません(すでに生成された各月のデータと食い違いが生じるためです)。頻度を変えたい場合は、翌年度への繰越時に設定し直すか、新しい頻度でタスクを作成し直してください。
Q: 半透明の「未起票」という行は何ですか?
本来の頻度どおりならその月に起票されているはずの定例タスクです(実際にはまだ起票されていません)。クリックすると、抜けている月も含めてその場でまとめて起票できます。不要であればそのまま放置してもかまいません。
Q: タスクを削除すると、他の月の分も消えますか?
はい。定例タスクの削除は全月分がまとめて削除されます。特定の月だけやめたい場合は削除ではなく、その月のサブタスクを整理するか、次回の起票期間で調整してください。削除はオーナー・マネジャーのみ実行できます。
Q: 「他のユーザーが更新しました」と表示されました。入力した内容は消えますか?
同じタスクを別のメンバーが先に更新したときに表示されます。画面には最新のデータが読み込み直されるため、内容を確認してから、必要な変更をもう一度加えてください。二人の変更が知らないうちに上書きされ合うことを防ぐための仕組みです。
Q: 顧問先にタスクを見せたい/見せたくないときは?
タスクごとのクライアント共有設定で切り替えます。起票時は「詳細設定」内、起票後はタスク編集シートで変更できます。共有をオンにしたタスクだけが顧問先の画面に(閲覧専用で)表示されます。
Q: スタッフがタスクを編集できません。
スタッフは担当としてアサインされている顧問先のタスクのみ操作できます。対象の顧問先が見えない・編集できない場合は、オーナーまたはマネジャーに担当への追加を依頼してください。
Q: サブタスクに付いている「資料依頼」バッジは何ですか?
そのサブタスクが顧問先への資料提出依頼と連動していることを示します。バッジには依頼の状態(未作成・準備中・依頼済みなど)が表示され、クリックすると資料依頼画面の該当依頼に移動できます。